よっと酔ってこ　きらら

店の場所はＪＲ蒲田駅東口からあるいて３～４分ちょっと。途中には妖しい店のネオンが輝いています。

お店は内照式のファサードと黄色の暖簾が目印。昔の民家のような大きなガラスがついた引き戸を開けて中にはいります。店内には立ち呑用の大きなテーブルが数台置いてあり、奥から右脇にかけて直角にカウンターが切られています。

引き戸を開けると「いらっしゃいませー！」と元気な女性の声が。ホール係というんでしょうか、カウンターの外にハタチそこそこくらいの女性が１名、右脇のカウンターにもその方よりは少し上でしょうが若い女性店員が１名おります。さらに奥のカウンターには「マスター」と呼ばれている方がいますが、暖簾に隠れて顔が見えません。

時間は午後五時、すでに３人のお客さんが店内にいて、うち二人は常連なのか、それぞれ別のテーブル呑みながら、「年末はあの後どうなったの？」とか「○○ちゃん今日来ないね」などと言い合っており、時折、女性店員の方が「ずいぶんあの時は酔っ払ってたもんね」などとにこやかに合いの手をいれておりました。

私はというと初めての店ということもあり、基本の生ビール（３８０円）とフライドポテト（１８０円）、板わさ120円を注文しました。生ビールは３８０円というのがうれしいですね。４００円から２０円引きというような、心意気がいい。フライドポテトは一人で食べるのには量がありすぎるぐらいの上、ケチャップとマヨネーズまでついて１８０円。いいですこの店！

さらにレモンサワー（２８０円）とあんきも（３２０円）を追加。
サワーの安さは言うまでもありませんが、注目はあんきも。これ絶品でした。冬しかないものでしょうが、行かれた方はぜひ食べてみてください。普通の居酒屋で食べたら確実に６００円以上。すし屋なら１０００円以上３０００円未満はとられる味です。何でこんな料金で出せるんだ？？
紅葉おろしでいただいた味はまさに「まったりとしていて、それでいてしつこくない」という感じです。

暖簾の向こうのマスターは相当達人とみえます。さらにもう一杯玉露サワーを追加してしまいました。

うかがった日は１月４日、お姉さんに聞いたところ、「今日はお正月休みで、お客さんが少ない」ということと、「今日はお休みだけどまだ（女の子の）店員さんがいる」とのこと。今度は女の子のいっぱいいる日に…じゃなくてお客さんのいっぱいいる日に来てみよう。

【メニュー】
●飲み物　日本酒正一合280円　サワー（ウーロン・玉露・ミルク・トマト・レモン・ライム）各280円
　　　　　　　瓶ビール420円　果実酒各320円
●おつまみ　モロ・マヨ・ウメキュー各150円　ツナ・キムチ・梅やっこ各180円
　　　　　　　　かぼちゃ・カレー・牛タンコロッケ各280円　フライドポテト180円　オムレツ380円
　　　　　　　　ネギタマ380円など
●おすすめメニュー（おそらく季節など限定）　すみいか280円　たこぶつ280円　マグロ刺し320円
　　　　　　　　　　　　　トロサーモン280円　こはだ酢280円など　　　　　

このほかメニュー多数

【住所・営業時間】
大田区蒲田5丁目
JR京浜東北線　蒲田駅　徒歩４分　東急蒲田駅徒歩６分
15：00～
ほぼ年中無休

【おすすめ度】★★★★（満点は★５つ）　正直、こんなに蒲田がレベルが高いとは思っていませんでした。実は立ち呑み激戦区なんですよね。この店は魚、なんと行っても魚がいい！あんきもに完全にやられてしまいました。若い女性店員さんとおしゃべりしいたい方もいいかも。忙しい時は別として、気さくに話を聞いてくれます（あんまりしつこくしちゃダメヨ）。

【女性おすすめ度】★★★　店内は清潔だし、女性従業員もいますが、基本的には常連さん以外は入りにくいかも。お魚好きは、男性に連れて行ってもらいましょう。

【一緒の行くなら】五代夏子　蒲田には演歌歌手が似合います。杉良太郎と結婚してから、ちっとも出てこないですが、元気にしてるんでしょうか？演歌歌手の中ではピカイチでした。別に演歌好きじゃないけど。
＜2005．0206＞